「牛島(ウド)」という名前の島の中で一番有名なのは済州島(チェジュド)の牛島でありましょう。済州島の牛島は船に乗らないと行けないですが、今回紹介する牛島は歩いて行ける不思議な島です!
済州島の牛島に橋が出来たわけではありません。全羅南道・高興(コフン/고흥)にある小さな島、牛島(ウド/우도)のことです。島と言えば元々は歩いていく場所ではないですよね。しかし、全南・高興にある牛島には神秘の道が開かれるため、歩いて島に辿ることが出来ます。
遠くに牛島の姿が見えます。海に浮かんでる島ですが、人間の足で行ける面白い島!
一日2~3回ほど海が割れるたびに、牛島に繋がる海の道が開きます。この道を通じて徒歩又は車に乗って牛島に入れるのです。では、紅海の奇跡のような神秘の海の道を歩いて、一緒に牛島に入ってみましょう!
神秘の海の道を通り過ぎてます。干潟の上ですので、ゆっくり走らないと車に負担が加わります。牛島の中も素敵ですが、この神秘の道から見える風景も逃さずに写真撮影をしながら楽しみましょう!
牛島は牛の頭に似てることから「ソ+ソム(牛+島)」と呼ばれてきましたが、現在は漢字表記の「牛島(ウド)」という名前を使ってます。
道路のあちこちにある木々の様子を見てると、原始時代の島ではないかと思ってしまいます。ガタガタの小さな海岸路を走り、牛島の魅力を一目に楽しめる展望台向かいます。
展望台までの道が少し大変だったので、ここで一休みすることに。通り過ぎた道の周辺にはこのように素晴らしい風景が広がってます。まだ展望台に着いてないのに早くも胸がドキドキします。早速、展望台に行かないと!
ここが牛島展望台(ウド・チョンマンデ/우도 전망대)です!
少し前まで一所懸命に渡ってきた神秘の海の道が見えますね。潮が引いたところには神秘の道と共に天恵の自然を抱いた干潟が広がってます。
展望台の裏側にはもう一つも神秘の海の道がありますね。
お隣の小島に移動できる海の道です。
牛島に入れる時間は潮時に寄って毎日異なりますので、予め牛島の潮時をチェックしておきましょうね。
島だった場所が陸地の一部になり、海だったところが干潟になる特別な時間。二つの顔を持ってる牛島の風景です。
もし、牛島に繋がる神秘の海の道が閉ざされてても、がっかりするのはまだ早いです!牛島に入れなくても、近くにある「中山日没展望台(チュンサン・イルモル・チョンマンデ/중산일몰전망대)」を利用すれば、美しい牛島の景色を眺めることが出来ますから!高興を代表する景色の一つなので、牛島から出た後に寄ってみるのも良いでしょうね(*‘ω‘ *)